【鈴木愛理】浴衣姿で“恋する女のコ”を熱演♡ 胸キュン必至の「恋愛物語」
はんなりとした品のよさと守りたくなるようなはかなさ。そしてどことなく色っぽい。浴衣に身を包んだら、素敵な恋が舞い込みそう。今回は、浴衣を着た恋する女のコを鈴木愛理が熱演。なかなか見れない、新鮮な浴衣姿で演じる愛理をご堪能あれ♡
Scene好きと言いたくて
嫌われてはいないと思う。友だち以上の存在には、なれている気がする。夏祭り、ふたりで行くんだから。高鳴る胸をおさえて、カレを待つこの時間わたしは恋愛ドラマの主人公になる。
待ちあわせ時間まであと5分。女優スイッチ、オン。今日こそ、好きって言いたくて。
Scene幸せの共有
下町を散歩した。神社で参拝もした。子どものようにはしゃいだ。時間があっという間にすぎた。もっとふたりでいたい。浴衣を着てどこまででも行きたい。
普段と同じようで、違うふたり。そんな幸せをかみしめる。素敵な時間をあなたとふたりで。
Scene隠せないトキメキ
いつか読んだ小説に書いてあった。好きな人といると女のコはきれいに見えるって。男のコはどうなんだろうか。今日のカレは普段よりも大人に見えて、でも笑った顔が可愛くて。わたしをいつも以上にドキドキさせる。
本を手に取るカレの横顔に、やさしい光がさした瞬間、わたしの中で好きという気持ちが爆発しそうになる。カレはわたしといるから、違って見えるのかな。
Scene言えなかったことば
「もういいよ!」言うつもりじゃかったことば。なんであんなこと言っちゃったんだろう。カレと別れてひとりで歩く帰り道。せっかく着た浴衣も、もう意味をもたない。
空を見上げた。「……好きなんだよ」言いたかったことばが、涙とともにこぼれた。
Scene会いたい気持ち
どこでなにをしていてもカレのことを考えてしまったり、偶然会える可能性を期待して、外を眺めているわたしは、きっと誰よりも恋をしてる。
色鮮やかな浴衣と、目の前には同じ色をしたクリームソーダ。これは、気分をあげる魔法。いや、幸せになれるおまじないかもしれない。「会いたいです」カレにメッセージを送った。
撮影/藤原宏(Pygmy Company) スタイリング/稲葉有理奈(KIND) 着付け/武田多賀代 ヘア&メイク/室橋佑紀(ROI) モデル/鈴木愛理(本誌専属) 文/山本八重 取材協力/PASSAGE by ALL REVIEWS