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【木村カエラ】2019年でデビュー15周年!歌い続けてきたカエラの葛藤とは

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【木村カエラ】2019年でデビュー15周年!歌い続けてきたカエラの葛藤とは
先月、ミュージカル『アニー』のナンバー「Tomorrow」も収録されている話題のミニアルバム「¿WHO?」(フー)を発売した【木村カエラ】。来年2019年にデビュー15周年を迎える彼女にあった葛藤と、昔から変わらない「あること」とは?

なろうと思えばどんな自分にだってなれる!

ミニアルバムのテーマは、なろうと思えば何にでもなれる。自分のなりたい自分にもなれるし、キレイにもなれる。そういうテーマのもと、あなたは誰なの? という意味を込めて『 ? WHO?』というタイトルをつけました。なぜこのテーマにしたかというと、ちょうど絵本を作っているのと同時期に、 タイアップのお話をたくさんいただいたのですが、 タイアップにはそれぞれテーマがあるから、その意図に合わせて作っていたら、本当にいろんな色があるね、何にでもなれるんだ、という感覚が自分の中でもあったんですね。

そして、アルバムのリード曲でもある「COLOR」個性をテーマにした楽曲。 私だけじゃなく、人って日々生活している中で、いろんなことと向き合いながら自分を探して、自分の 心が痛くならないように楽しくなるように生活していると思うんです。これはみんなにもあてはまるテ ーマだなと思って、今回のアルバムを作りました。5曲目に収録されている「Tomorrow」は、 あの『アニー』の曲です。このアルバムを制作しているとき、日本でいろんな災害があって。自分がここでできることをしたい、元気になれる曲を歌いたい、そんな思いからこの曲をカバーさせてもらいました。私自身も普段、元気がないときに必ず聴く曲なんです。みんなが知っているし、私が歌っているとか関係なく、この曲のメッセージが届いたらいいなと思って入れさせてもらいました。

振り返ってみると、10 代から 25 才くらいのときは自分のためだけに突っ走っていたけど、今は人を元気にしたい、そういう思いが強くなってきました。 若いときは自分の中でモヤモヤした葛藤がありまし た。私の場合はおそらく人より長い反抗期がずっと続いていたんですよね。そういうネガティブだった部分がポジティブなほうに向いてきたことは、昔と比べて大きく変わったことかもしれないです。逆にデビュー当時と変わらないのは、身長が伸びない、ずーっと!(笑)あとは、歌が好きなこと。歌えば歌うほど終わりが見えないというか。たとえば勉強とか「私はここまでだな」ってあきらめがつくものは結構いっぱいあるのに、歌に関してはそれがなくて。歌はすごく好きですね。

そんな日々の中での楽しみといえば、お酒です(笑)。金曜の夜は外食をしてお酒を飲み、次の日遅く起きるっていうのが、いちばんの息抜き。また、そのお酒を飲んでいる姿が楽しそうに見えるらしく、金曜日になるとまわりから「今日は金曜日だよ ! 」 っていわれます(笑)。



Pick up

新ミニアルバム『?WHO?』

千葉雄大主演の連続ドラマ『プリティ が多すぎる』の主題歌「COLOR」のほか、「ちいさな英雄」「HOLIDAYS」 を含む全5曲入り。初回限定盤には "直筆ラクガキジャケット"を1,499枚ランダムで封入!



『?WHO?』 (通常盤 1,800円+税/ ビクターエンタテインメント/発売中

Profileきむら・かえら
1984年10月24日生まれ、東京都出身。2004年にシングル「Level42」でメジャーデビュー。「Butterfly」「リルラリルハ」などヒット曲は多数。今年は、初めて描き下ろした絵本『ねむとココロ』を発売して話題に。

撮影/藤原宏(Pygmy Company)スタイリング/白山春久 ヘア&メイク/足立真利子 取材・一部文/山口昭子

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