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日焼け止めの1度塗りはNG?美容皮膚科医が教える「春肌スキンケア」術

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日焼け止めの1度塗りはNG?美容皮膚科医が教える「春肌スキンケア」術
寒さや乾燥で疲れた肌をいたわりながら、きたる紫外線要注意シーズンに向けて美白ケアも必要になる時期。今回は、美容皮膚科タカミクリニック副院長の山屋雅美先生に、春肌の正しいスキンケア方法について教えてもらいました♡ これを機に日々の肌ケアを見直そう!

春肌について知っておくべき5つのコト

知識できれいを育む!

まずは、冬→春へ気候の変化が肌に与える影響や、スキンケアで気をつけるべきことをチェック!これからの季節、肌がどんな状況にあるか知ることで、自分のスキンケアに必要なことが見えてくるはず。

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Check!1春は肌あれを起こしやすい要注意シーズン!

冬の乾燥によりキメが乱れた肌に、花粉がついて肌あれを起こしやすいのが春。また、紫外線も強くなっていく時期。この急激な気候の変化や環境の変化にともなって肌のバリア機能が乱れ、赤みやかゆみ、ニキビなどの肌トラブルを抱えやすくなります。

ここでしっかりバリア機能を整えておかないと、紫外線が肌の奥のコラーゲンを破壊して、シミだけでなく、たるみの原因にも。未来の美肌のためにも、春のスキンケアは大切です。

Check!2特に4月から紫外線量がどんどん増加!一歩先行くケアが美肌を左右する

春から紫外線量が増え始め、8月にはピークを迎えます。ただ、5月時点でもピーク時の9割に達する紫外線量が降り注ぐなど、外に出かけるイベントが増える春先から紫外線ダメージを受けやすい状況になるため、今からしっかりとUVケアをおこなう必要があります。

Check!3ゆらぎと紫外線の防御!春肌ケアにが2つのバリアが必要

花粉や乾燥だけでなく、紫外線もゆらぎを引き起こす要因のひとつ。そのため、バリア機能の強化と紫外線のブロック、2つのケアで肌を守ることが大切になります。化粧水で水分を与え、乳液などでうるおいを閉じ込めるケアでバリア機能を整えます。

そして、肌にやさしい処方や専用クレンジングで落とせる日焼け止めを毎日使用してのUVケをおこないましょう。

Check!4春こそ美白コスメを使い始めるグッドタイミング!

美白化粧品はビタミンCが含まれていることが多く、乾燥を感じやすい場合があります。そのため秋冬は保湿重視の化粧品にし、紫外線を浴びやすい春~晩夏にかけて美白化粧品を使用するという使い分けがおすすめです。

20代にできるシミ予備軍を顕在化させない予防として取り入れてみてください。

Check!5日焼け止めは1度塗りだと顔の6割しかカバーできていない!

日焼け止めは1回塗るだけでは、意外と塗り残しが多く、均一に塗れていない場合がほとんど。そのため、少量を均一に2~3回重ねて塗るのがおすすめ。メーカーの推奨量を塗布することも効果を発揮させるためには重要なので、確認してみてください。

また、紫外線は窓ガラスを通り抜けるので、まだ夏じゃないし室内だからと油断せず、日焼け止めを塗る習慣をつけるのも美肌を保つポイントです。

教えてくれたのは

美容皮膚科タカミクリニック 副院長 山屋雅美先生

ニキビ、毛穴などの美肌治療から、シミやたるみなどのエイジング治療まで、幅広く担当する美容皮膚科医。技術力の高さはもちろん、患者目線での丁寧な診察や、わかりやすいアドバイスも人気。

撮影/榊原裕一 ヘア&メイク/あきやまひとみ スタイリング/城田望(KIND) モデル/加藤ナナ(本誌専属) 文/政年美代子

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