モテ髪を保つ正しいヘアケア方法って?《美髪の秘訣》をプロがレクチャー♡
美髪にまつわるエトセトラ
リニューアルした春ヘアをきれいに保つコツや、スタイリングの仕上がりレベルをアップさせる秘訣は?もっと美髪になるためのヒントを、プロに特別に教えてもらいました!
Check!今回伺ったのは…
毛髪診断士/スパニスト 大森幸枝さん
中目黒のヘッドスパサロン『awin』所属。そのゴッドハンドっぷりから、数多くの女優やモデルからラブコールが絶えない人気者。毛髪診断士としてのノウハウを生かしたアドバイスも。
ヘア&メイク 加藤志穂さん
PEACE MONKEY所属。Rayをはじめ数々のファッション誌で活躍する注目の若手ヘア&メイク。絶妙なしゃれ感をコントロールして、女のコの可愛いを引き出すヘア&メイクが得意。
美容師 大西祐也さん
SHIMA GINZA エグゼクティブスタイリスト。女のコそれぞれが持つ可愛さのレベルを引き上げるようなカット&カラー技術に定評あり。あざと可愛いヘア作りの名手!
Voice1せっかくのカラーをなるべく長持ちさせたい!
毎日の洗髪やヘアセットも退色の要因に いちばん大事なのはシャンプー選びです!(大西さん)
カラーキープ効果のあるシャンプーを使うのはマスト条件!どれを使えばいいか悩むなら、カラーをした美容室で相談してみてください。
それに加えて、シャワーの温度も見直しましょう。熱いお湯は退色を促してしまうので、洗髪時のシャワーは38°Cで!もちろんヘアセット時のアイロンも低めがベター。160°Cもあればセットできます。
Voice2ツヤ髪に仕上げるためのスタイリングのコツは?
アレンジorダウンヘアにかかわらず、いったんストレートアイロンを通しておくと◎(大西さん)
スタイリング剤で作る人工的なツヤより、もとの髪からキレイに見せる自然なツヤが今季のトレンドヘアと好相性。ヘアセットの最初にストレートアイロンを全体に軽く通して、髪表面をなめしておくと、ナチュラルなツヤが引き出せます。
自然なツヤは質感がゆるい髪のほうが映えるので、スタイリング剤を使うときも、ホールド力弱めのトリートメントクリームくらいがベスト!
Voice3美髪を育てる正しいシャンプー法が知りたい!
シャンプー前のすすぎと温度に気をつけて(大森さん)
整髪料や汚れがついた状態ですぐにシャンプー剤をつけて洗おうとすると、泡立ちが粗くなり、毛穴の中まで洗浄成分が届きにくくなります。
まずは生えぎわからしっかりシャワーでぬらして、水流で汚れを浮かせましょう。また、シャワーの温度設定は36〜38°Cくらいが理想。それより熱いと乾燥しやすくなります。
Voice4アレンジがこなれるコツは?
「顔まわり」「毛先」「トップ」の3つをおさえて!(加藤さん)
アレンジのベースは、軽く巻いてニュアンスをつけておいたほうが、仕上がりのしゃれ感がアップします。ただ、髪全体をしっかり巻く必要はありません。
髪をまとめたときにきわだつ「顔まわり」「毛先」「トップ」の3ヵ所だけ巻けばOK。この3点はパサつくとアレンジもダサく見えるので、オイルをつけておくのもおすすめ。
Voice5夕方になる頭皮のにおいが気になる......
それは 乾燥注意報!過剰な脂分によるにおい発生です(大森さん)
頭皮がにおうとベタつきがちなので、さっぱりさせたくなりますが、実は乾燥が原因であることが多いんです。保湿効果のある頭皮用美容液をつけるなど、乾燥対策を。また、シャンプーによる落としすぎも一因。
はじめにヘアオイルを頭皮にもみ込んでからシャンプーをすることで乾燥から守ってくれます。ベタつきが気になる場合は、ドライシャンプーがおすすめ。ただ、あくまで応急処置なので、その後はきちんとシャンプーで洗い流しましょう。
取材・文/政年美代子