切らずに今っぽいヘアスタイルを実現!プロが教える《美髪の秘訣》って?
美髪にまつわるエトセトラ
リニューアルした春ヘアをきれいに保つコツや、スタイリングの仕上がりレベルをアップさせる秘訣は?もっと美髪になるためのヒントを、プロに特別に教えてもらいました!
Check!今回伺ったのは…
毛髪診断士/スパニスト 大森幸枝さん
中目黒のヘッドスパサロン『awin』所属。そのゴッドハンドっぷりから、数多くの女優やモデルからラブコールが絶えない人気者。毛髪診断士としてのノウハウを生かしたアドバイスも。
ヘア&メイク 加藤志穂さん
PEACE MONKEY所属。Rayをはじめ数々のファッション誌で活躍する注目の若手ヘア&メイク。絶妙なしゃれ感をコントロールして、女のコの可愛いを引き出すヘア&メイクが得意。
美容師 大西祐也さん
SHIMA GINZA エグゼクティブスタイリスト。女のコそれぞれが持つ可愛さのレベルを引き上げるようなカット&カラー技術に定評あり。あざと可愛いヘア作りの名手!
Voice1切らずに今っぽいヘアスタイルにするには?
長さはそのままでシルエットを変えてみて。今年は断然レイヤースタイル。前髪チェンジでもだいぶ変わります(大西さん)
レングスを問わずイメチェンできるのがレイヤースタイルのいいところ。ヨシンモリみたいなくっきりカールじゃなく、素髪っぽいストレートの中で出る動きが今っぽくなるポイントです。
前髪は、「重め」or「超軽め」の二極化の傾向に。前髪だけで大胆に振りきってみるのも、この春ヘアチェンジしたいコにはおすすめです!
Voice2撮影でマストのヒミツ道具を教えて!
ヘアスティックは、完成度がぐんと高まる必需品(加藤さん)
わたし調べでは、ほとんどの人が持っているんじゃないかってくらい、ヘア&メイク界隈でヒットしています。マスカラと同じような形状で、狙った部分にピンポイントでジェルを塗布できるアイテム。
ぴょんと飛び出た1本のアホ毛を抑えたり、うぶ毛をセットしたり、細部の調整をすると仕上がりの印象が格段にきれいになります。
エルジューダ ポイントケアスティック
ジェルのつき方や髪のひっかかりまで考え抜かれたブラシと塗布時にベタつかないジェルが優秀。
Voice3髪がパサついてうまくまとまらないときは?
乾燥シーズンはいつもより重めのオイルを選んで(加藤さん)
冬の乾燥ダメージが残っている上から、強い風や紫外線量の増加などの影響を受けるので、春はかなり乾燥しやすいシーズンなんです。そういうときは、サラッとしたオイルだと保湿力が1日持ちません。
パサつきは髪の印象をダウンさせる要因。いつもより重めのテクスチャーのものを使って、乾燥知らずな美髪をキープ!
trackオイルNo.3
植物の恵みを凝縮したマルチ美容オイル。パサつきがちな毛先にまで、いきいきしたツヤを与えてくれる。
ダヴィネス オーセンティック オイル
オーガニック由来のベニバナ油やホホバオイルなど、髪や肌をいたわる上質なオイルをブレンド。
Voice4自宅でも簡単にできる頭皮ケアは?
意識的なブラッシングで美髪を生む頭皮環境を作りましょう(大森さん)
健康な髪を生やす土台である頭皮は、血流をよくすることが先決。てっとり早く、日々のケアに組み込みやすいのはブラッシングです。クッション性のあるパドルブラシなどで、毛流れに関係なくいろんな方向から大きくとかして。
このとき、ブラシの先端がしっかり頭皮に当たっていることを意識しながら行うとGOOD。余裕のある人は、頭皮用のトリートメントを利用しても。
取材・文/政年美代子