【鎌鼬】の読み方はなに?風が引き起こす不思議な現象!
TRIVIA
日常生活で使う機会はあまりないけれど、知ってるとちょっと自慢できる!そんな難読漢字を今回ご紹介します。社会人の多くが間違えてしまうこの漢字、あなたは読めるかな?
「鎌鼬」はなんて読む?
2文字目が見慣れない熟語「鎌鼬」。
「鎌鼬」は、風に関係する不思議な現象を表す言葉です。
いったい、なんと読むのかわかりますか?
正解を知りたい人は、もう少しスクロールしてみてください。
果たして、正解は?
正解は「かまいたち」でした!
「鎌鼬」とは、雪国地方で多く見られる、鋭利な鎌で切ったような傷が突然できる現象のこと。別名「鎌風(かまかぜ)」とも呼ばれ、冬の季語でもあります。
「鼬(いたち)」はもちろん動物のイタチのことです。昔は、この不思議な現象が目に見えないイタチのしわざだと考えられていたため「鎌鼬」と呼ばれるようになったそう。
「鎌鼬」の原因については、風で空気中に真空が生じ、それが人体に触れると起こるという説があります。風神が太刀(たち)を構える「構太刀」に由来するという話もあるほど。
意外と耳馴染みのある「鎌鼬」ですが、とてもミステリアスな現象なのですね!
みなさんはわかりましたか?
家族や友だちにも、「知ってる?」と聞いて自慢してみて!
《参考文献》
・『デジタル大辞泉』(小学館)
・『精選版 日本国語大辞典』(小学館)
・『日本大百科全書』(小学館)
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