【泥む】はなんて読む?どろむではありません
TRIVIA
日常生活で使う機会はあまりないけれど、知ってるとちょっと自慢できる!そんな難読漢字を今回ご紹介します。社会人の多くが間違えてしまうこの漢字、あなたは読めるかな?
「泥む」はなんて読む?
「泥」は「泥水(どろみず)」や「雲泥(うんでい)の差」のように、水分の多い土のことを指します。子どものころ、泥んこ遊びに夢中になった方も多いのでは?
「泥」はとても馴染み深い漢字ですが、「泥む」と書いた場合、なんと読むかご存じですか?
正解を知りたい人は、もう少しスクロールしてみてください。
果たして、正解は?
正解は「なずむ」でした!
「泥む」は、執着することや滞ることを意味する言葉です。慣れ親しむことを表す場合もあります。
たとえば「旧例に泥む」は過去の例にこだわること、「暮れ泥む」は日が暮れそうでなかなか暮れないことを意味するのです。
過剰なこだわりを表す「拘泥(こうでい)」でも、「泥」が使用されています。
なにかに心をとらわれて、先に進めなかった経験はありませんか?
泥に足を取られて歩きにくいことがあるように、行き過ぎたこだわりは人の気持ちをとらえてしまうのかもしれません。
みなさんはわかりましたか?
家族や友だちにも、「知ってる?」と聞いて自慢してみて!
《参考文献》
・『デジタル大辞泉』(小学館)
・『精選版 日本国語大辞典』(小学館)
・『日本大百科全書』(小学館)
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