【褪せる】はなんて読む?色に関する難読漢字!
TRIVIA
日常生活で使う機会はあまりないけれど、知ってるとちょっと自慢できる!そんな難読漢字を今回ご紹介します。社会人の多くが間違えてしまうこの漢字、あなたは読めるかな?
「褪せる」はなんて読む?
点が2つの「退」に衣へんがついたこの漢字。見たことはありますか?
「褪せる」は、色に関する言葉です。きっと一度は聞いたことがあるはず!
いったい、なんと読むのか分かりますか?
正解を知りたい人は、もう少しスクロールしてみてください。
果たして、正解は?
正解は「あせる」でした!
「褪せる」は、もとの色やツヤが薄くなるという意味です。「直射日光で敷物の色が褪せる」や「色褪せたカーテン」などの使い方ができますよ。
また「褪せる」には、盛んだったものが衰えるという意味もあります。「才気が褪せる」や「褪せた思い出」などがその一例ですね。
さらに「褪」には「褪める(さめる)」という訓読みもあります。ついた色の度合いが弱まるという意味で、「夏の日焼けがようやく褪めた」のように使われます。
「褪せる」と「褪める」は非常に似ている言葉ですが、ニュアンスが違うそう。「褪せる」は本来の色彩などが薄らぐこと、「褪める」は薄らいで地の色に近づくことを表します。
言葉のニュアンスの違いまで押さえられると、スマートですね!
みなさんは分かりましたか?
家族や友だちにも、「知ってる?」と聞いて自慢してみて!
《参考文献》
・『デジタル大辞泉』(小学館)
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