【頗る】って読めますか?物事の程度をあらわす言葉
TRIVIA
普段の生活でよく使う言葉なのに、実は間違って読んでいた!そんな漢字、意外と多いですよね。今回は、大人でも間違えてしまいがちな常識漢字クイズをご紹介。就活や社会人生活で恥をかかないように、今一度確かめておきましょう!
「頗る」はなんて読む?
左側は「皮(かわ)」、右側は「頁(ページ)」と読めますね。
けれど、この漢字の読みはどちらとも違います。
いったい、なんと読むのかわかりますか?
正解を知りたい人は、もう少しスクロールしてみてください。
果たして、正解は?
正解は、「すこぶる」でした!
頗るとは、程度がはなはだしいさま、非常に、ものすごくといった意味です。
「頗る気分がよい」「頗る寒い朝だ」などと使われますよ。
実は「頗る」には、全く逆の「少し」「多くはなく」という意味もあります。
元々は「少し」という言葉から「すこぶる」という読みが発展したのですが、年月が経つうちに真逆の意味も持つようになったのですね。
一般的には「すこぶる」とひらがな表記されるケースが多いです。この漢字を読めると一目置かれるかもしれません。
みなさんは分かりましたか?
家族や友だちにも、「知ってる?」と聞いて自慢してみて!
《参考文献》
・『デジタル大辞泉』(小学館)
・『精選版 日本国語大辞典』(小学館)
・『日本大百科全書』(小学館)
・『普及版 字通』(平凡社)
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