〈自分に嘘をつかない〉がベース!【鈴木愛理&吉田朱里】の自己プロデュース力とは?
自分に嘘をつかない、それがベース!
愛理:アカリンといると私は刺激しかないよ。新しい道を開拓していくことへの怖さがないっていうか。とりあえずこじあけてみよう!みたいな姿勢が頼もしい。
アカリン:行け~!って(笑)。
愛理:めっちゃカッコいいなって思う。
アカリン:うれしい!私は自分の好きなことをやってる感じで。自己プロデュースってなんやろうって考えたとき、私はなにも演じてない(笑)。自分がいいと思ったことをしてるだけで。嘘がつけない。
愛理:わかる。私も去年からの目標、自分に嘘をつかない、だから!(笑)
アカリン:めっちゃステキや。
愛理:自分のアンテナをちゃんと信じるようにしてるというか。もちろん流行はチェックしたりするけど、基本は自分の心が動くものを大事にしてるかな。
アカリン:愛理ちゃんは長いことやってるのに、ずっと進化し続けてるじゃないですか。それがすごいなって思う。
愛理:今の誰か録音してくれた!?そのコメント、ライブで流したい(笑)。
アカリン:やっぱり長ければ長いほど、どっかで止まりそうになるから。
愛理:続けるって難しいよね。話それちゃうんだけど、コロナ禍のとき、私はなんのために表に立ち続けるんだろうってすごく考えたの。
アカリン:私、考えたことなかったな。
愛理:ソロになって自分らしさを出そうと思うんだけど、なにも絞り出すことができなくなっちゃってて。それで考えた結果、人が喜んでくれることをすることが、自分がやりたいことなんだって気づいて。
明日もう1日頑張って生きてみようって思う人がいたら、そのために頑張りたい。
アカリン:わかるよ。私が「B IDOL」を続ける1番のモチベーションは、誰かが可愛くなってくれるコスメでありたいなっていう気持ち。
推しに会いに行くメイクを紹介して「推しと目が合ったよ」って言われるとうれしいし。メイクってそんな力があんねやって、改めて気づかされたりもして。
愛理:やっぱりキャッチボールだよね。私も、自分がメイクでコンプレックスを解消してきたから、女のコたちが自信を持てるようなアイテムを作りたいなっていうのが「iDIMPLE」のスタートだった。
アカリン:アイドルやってたこともあって、ファンの人の声を大事にしようっていう面はすごくあるかも。
愛理:わかる~。じゃあさ、自分が作りたいものとまわりの声が違ったら?
アカリン:リクエストが多かったらやるけど、なんて言うんやろう。私は自分を信じてる、1番。
愛理:そうだね。私も同じ。人の意見も聞きたいけど、最後は自分。だから1番面倒くさい女だよね(笑)。
アカリン:そうそう。面倒くさい(笑)。
撮影/永瀬沙世 スタイリング/稲葉有理奈(KIND) ヘア&メイク/松田美穂(吉田分)、北原果(KiKi inc.・鈴木分) モデル/鈴木愛理、吉田朱里(ともに本誌専属) 取材・文/山口昭子 撮影協力/バックグラウンズファクトリー