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今はシミがなくても5年後に現れる!?紫外線と肌の知っておくべき関係

今はシミがなくても5年後に現れる!?紫外線と肌の知っておくべき関係
紫外線が心配な季節がやってきました。Rayモデル白石麻衣のような美白肌を目指すなら、まずは敵を知ることが大切。日焼けのメカニズムをシロノクリニック池袋 寺井美佐栄院長に教えていただきました。

Q:UV-A派、UV-B派って何?

私たちが浴びる紫外線にはUV-A派とUV-B派、2つの波長があります。そのほとんどがUV-A。エネルギーは弱いのですが、この光は照射量が多く、真皮まで届いて線維芽細胞を損傷させ、シミだけでなく、シワなどのあらゆる肌老化を引き起こします。UV-Bは表皮だけで吸収される光ですが、エネルギーが強いため、細胞を損傷して火傷のように赤くなったり、シミの原因になります。つまり、UV-Aは老化現象に影響し、UV-Bはシミ・ソバカスの原因になるので、どちらもブロックが必要です。(寺井先生) 

Q:シミ・ソバカスってどうやってできる?

紫外線を浴びた肌は、メラノサイトという細胞が反応し、メラニン色素を作り出します。これがシミ。ソバカスはメラノサイトそのものが日焼けによって変質するもので、さらに遺伝的要素も関係してきます。また、紫外線を浴びなくても、ストレスや睡眠不足、ホルモンバランスの乱れや炎症などでシミを作る恐れもあります。美肌をキープさせるためには、正しい生活習慣も重要と言えます。(寺井先生) 

Q:一度できたシミ・ソバカスって消せるの?

シミは表面だけにあらわれるように見えますが、時間をかけて真皮層に変化を与えています。そのため、一時的に化粧品で薄くすることができても完璧に消すのは難しいといえます。ただし、ニキビ跡やアトピーなどの炎症で引き起こされたシミの場合は、真皮層に影響を与えていないため、かなりキレイな状態まで戻すことができます。(寺井先生) 

Q:シミって何歳ごろからできる?

今はシミがなくても、真皮層の中でシミの原因となるメラニン色素が待機している状態で、のちに老化による出現することもあります。メラニン色素の活性化を防ぐために、紫外線カット&正しいスキンケアで白肌をキープさせましょう。(寺井先生)

紫外線が引き起こす肌への影響は、美白肌を目指す人にとってはおそろしいもの。今、紫外線による肌悩みが気になっている方もそうでない方も早めのケアを意識しましょう。

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