【徒雲】はなんて読む?はかない雲の名前です
TRIVIA
日常生活で使う機会はあまりないけれど、知ってるとちょっと自慢できる!そんな難読漢字を今回ご紹介します。社会人の多くが間違えてしまうこの漢字、あなたは読めるかな?
「徒雲」はなんて読む?
生徒の「徒」に「雲」と書いて、なんて読むかわかりますか?
ヒントは、空に浮かぶ雲の状態をあらわす言葉です。
正解を知りたい人は、もう少しスクロールしてみてください。
果たして、正解は?
正解は、「あだぐも」でした!
徒雲は、風に吹かれるがまま漂う雲や、消えてしまいそうなはかない雲を指します。
「徒(あだ)」は、はかなくもろい様子や、不誠実なさま、むなしさを表す漢字です。
徒がつく言葉は、ほかに徒花(あだばな)があります。「徒花」は、季節はずれに咲く花や、実を結ばずに散る花のこと。
ここから、見せかけだけで終わることや、はかない恋をたとえる言葉になったそうです。
消えてしまいそうな雲や季節はずれの花にも名前をつけるなんて、昔の人の感性は素敵ですね。
みなさんは分かりましたか?
家族や友だちにも、「知ってる?」と聞いて自慢してみて!
《参考文献》
・『デジタル大辞泉』(小学館)
・『精選版 日本国語大辞典』(小学館)
・『日本大百科全書』(小学館)
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