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今回教えてくれたのは…

青山ヒフ科クリニック 亀山孝一郎院長

皮膚科医として活動するかたわら長年にわたり肌に関する研究を行う。クリニック開業後はオリジナル化粧品「ドクターケイ」の開発や、毛穴やニキビに関する著書を多数出版。

Check!1

顔のなかでも鼻やおでこの毛穴が大きいのはなぜ？

より外気にさらされる“出っぱり”部分だからです

ひとつは日光や外気の当たりやすい突き出たパーツのため、ダメージも受けやすく毛穴のつまりや開きも目立ちやすい傾向にあります。また、皮脂腺は体の中心部分に多くあるため、顔だと額や鼻、体では背中や胸などが皮脂分泌が盛んです。ニキビができやすいエリアともいえます。

Check!2

夏になると毛穴やニキビの肌トラブルが多いのはなぜ？

実は夏のほうが代謝はUP。きちんとケアできていないせい

毛穴＆ニキビといえば夏のお悩みのようなイメージがありますが、実は冬よりも体内の代謝は上がり肌のターンオーバーもスムーズな環境に。しかし気温や湿度の上昇により皮脂や汗の分泌が増え、毛穴がゆるみがちにもなるため、保湿などきちんとしたスキンケアができていないとトラブルを引き起こします。むしろ代謝を上手に利用できれば、毛穴づまりを予防していつもより調子のいい肌をめざすこともできると思いますよ。

キャミソール 24,090円／KEnTe

Check!3

うぶ毛って剃っていいの？毛穴が目立たなくなるって聞くけど。

特に問題はありませんが、肌表面を傷つけないように。脱毛などもおすすめです

うぶ毛は毛穴から生えているので、毛の色が濃い、太いなどで毛穴目立ちにつながることもあります。うぶ毛自体は処理しても大丈夫ですが、余計なダメージを与えないように注意が必要。カミソリを使用する場合は高頻度やから剃りを避けましょう。クリニックでの脱毛は、毛をもとから消滅させるので仕上がりも美しく負担も少ないです。

Check!4

今年の夏もマスクあれが心配。スキンケアで改善できる？

マスクあれは、実はマスク着用によるストレスも一因。マスク自体にも問題がないかチェック

実際クリニックの外来でもマスクあれでいらっしゃる方が増えました。マスク内のムレや衛生環境、摩擦によるストレスが主な原因。さらにマスクストレスからの肌あれは、摩擦など物質的なものだけでなく、「息苦しい」「耳が痛い」という心理的な苦痛により皮脂が過剰になることも。マスク自体の素材が肌に合っていない場合もあります。